運動会の種目の案を出すときやお便りの挿絵イラストを選ぶときに、運動会らしいものを知りたくなるのではないでしょうか。
馴染みのないものを選んでしまうと、盛り上がらなかったり、雰囲気に合わなかったりする恐れもあります。
そこでこのページでは「運動会といえば思いつくもの」というテーマで100人にアンケートを実施しました。
回答を集計して「運動会といえば思いつくもの」のランキングを作成し、思いつくもののエピソードと併せて紹介しています。
運動会といえばランキング!100人に聞いた結果
早速、運動会といえば思いつくものランキングを発表します!
- 1位:お弁当(20票)
- 2位:リレー(12票)
- 3位:組体操(9票)
- 4位:徒競走(7票)
- 5位:地域ぐるみの運動会(4票)
- 5位:騎馬戦(4票)
- 6位:場所取り(3票)
- 6位:応援合戦(3票)
- 7位:放送部(2票)
- 7位:体調不良(2票)
- 7位:子どもの撮影(2票)
- 7位:子どもの応援(2票)
- 7位:綱引き(2票)
- 7位:おどり(2票)
- その他個別の回答(26票)
1位は「お弁当」でした!
保護者の方がつくってくれたお弁当を食べるのが楽しみだった、というエピソードが多く寄せられています。
2位は「リレー」です。
リレーで1位になった思い出や走るのが苦手だったというエピソードが届いています。
3位は「組体操」です。
上に乗っている人を支えるのが大変だったという声が多く寄せられました。
運動会といえばアンケートの概要
今回実施したアンケートの概要は以下のとおりです。
- 回答期間:2022/8/25〜2022/9/1
- 調査方法:クラウドソーシングサイトで回答を募集
- 調査対象の人数:100人
- 調査対象の性別:男性46人・女性54人
- 調査対象の年代:10代(0人)・20代(10人)・30代(30人)・40代(34人)・50代(23人)・60代(3人)・70代以上(0人)
運動会といえばの少数派の意見
惜しくもランクインしなかった、運動会といえば思いつくものも紹介します。
- 棒倒し
- 大玉転がし
- 障害物競走
- 飴探し競走
- 飴食い競走
- パン食い競走
- 負けん気
- 団結力
- 玉入れ
- 鼓笛隊
- 体を動かして交流を深めること
- 親
- 柔軟体操
- 時短の運動会
- 子どもの成長
- 参加賞
- 協調性
- 怪我
- 運動部の見せ場
- 運動が苦手
- はちまき
- ズル休み
- かき氷屋さん
- お迎え待ち
- アナウンス
応援合戦の曲にまつわるエピソード
運動会の応援合戦で流れる曲を回答してくれた方がいましたよ。
運動会といえば、替え歌応援合戦です。
赤組は、当時流行っていた『それが大事』の替え歌が応援歌でした。
「負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事 赤が負けそうな時 それが一番大事」
小学生にしてはよくできている歌詞だったと思います。
途中の歌詞の「去年赤組が負けたのが 淋しいのじゃなくて」には笑いました。
この曲を聴いて、運動会気分になりながら、他のエピソードも読んでみてくださいね。
競技・種目にまつわるエピソード
子どものときの運動会の競技・種目のなかで、印象に残っているものを挙げてくれた方が大勢いました。
回答のあった競技をエピソードとともに紹介していきます。
私は足が遅いので、クラス対抗リレーでよく抜かされてしまいます。
しかし小学校の6年間、運動神経バツグンのA君が同じクラスだったこともあり、アンカーの彼がクラスに優勝をもたらしくれていました。
毎年A君がごぼう抜きして、優勝を勝ち取ってくれるので、私が抜かれたことを誰も覚えていません。
運動が苦手なのに、運動会で嫌な思いをしなかったのもAくんのおかげです。
小学校の運動会といえば、6年生の組体操です。
当時、私は補助倒立が苦手でした。
恐怖心のせいで、成功確率は50%くらいだったと思います。
体育の時間に何度も練習した結果、本番で成功しました!
ペアを組んでいた友達に「ナイス!」と小さい声で言ってもらえたときは、めちゃくちゃうれしかったです。
私は走るのが遅いので、個人競技の花形ともいえる短距離走ではいつもビリでした。
1位は華々しくゴールできるのに対して、ビリは残念な雰囲気で悲しかったです。
しかし悔しい思いをバネに、運動が苦手な分、勉強を頑張りました。
小学校高学年になると、騎馬戦が種目に加わり、運動会のハードさが高まりました。
自分は馬の方でしたが、上に乗っている人が懸命に戦っているのを思い出します。
結局、最後までは勝ち残れませんでした。
それでも、戦った記憶は今でも覚えていますね。
小学校の運動会で、毎年クラス対抗綱引きをしました。
クラス全員で、綱の握り方や体重のかけ方、引くタイミングを研究して、必死で練習したのを今でも覚えています。
あれこそ、青春だったなと感じますね。
小学生のとき、走り方を同級生に笑われました。
自分としてはただ一生懸命走っているだけなのになぁと悲しくなりましたね。
ある程度落ち込みましたが、みんなで踊るダンスは好きだったので、中学、高校の体育祭で踊ったことは楽しい思い出です。
フォークダンスあり、花笠音頭あり、80年代洋楽ありで、バラエティに富んでいました。
社会人になってからは、運動会もダンスの時間もなくなったので、物足りなさを感じてストリートダンスの教室へ通いました。
運動会といえば、パン食い競走というイメージがあります。
実際には1回しか体験したことがありません。
なぜパンはあんぱんなのか、クリームパンでは駄目なのかと思いながら走った記憶があります。
スポーツが得意ではなかった私は、運動会がとても苦手でした。
でも、競技の中で一つだけ好きだったのが、飴探し競走です。
顔一面が真っ白になるおもしろさと、粉の中の甘い飴を見つけたときのおいしさと楽しさは、子どもの私には格別なものでした。
運動会といえば、玉入れです。
子どものころ、運動会で一番好きな種目が玉入れでした。
カゴの中に玉を入れるのが結構むずかしくて、上手な人はポンポン入るのに私は下手くそでいつもなかなか入らず悔しかったです。
今となってはいい思い出ですね。
私は、運動神経だけは抜群にいいほうでした。
運動会の障害物競走では、どんどん他の選手を追い抜いて、あと1人を抜けば1位になるところまで追い上げます。
その1人を追い抜こうとしたとき、その人は片想いの人だと気づきました。
彼は最後の障害物であるネットに絡まり、身動きが取れない状態です。
私は簡単にネットをすり抜けて、彼を追い抜くこともできましたが、そこはなぜか気が引けてしまい、自分もわざとネットに手こずるような真似をしてしまいました。
そうこうしていると彼が先にネットから抜けて1位でゴールし、私もその後に続きます。
どうしても彼にかっこよくいて欲しかったのです。
それで、わざと負けるようなことをしてしまいました。
今でも忘れられない思い出です。
小学校の運動会で出場した、大玉転がしが好きでした。
自分の背丈よりもかなり大きな球体をみんなでごろごろ転がします。
なかなか思い通りにまっすぐ転がせず、苦戦しました。
チームのみんなとわいわいしながらゴールを目指した思い出があります。
お弁当にまつわるエピソード
アンケートでもっとも回答数が多かった「お弁当」にまつわるエピソードを紹介します。
お母さんと食べたお弁当がいい思い出だったようです。
私はシングルマザーの家庭で育ちました。
普段は母が仕事に行くので、私は自分の分を自炊するか出来合いのものを食べます。
しかし、運動会のときは母がお弁当をつくってくれるので、うれしかったです。
母と2人でグラウンドでお弁当を食べているときに、突風のせいで、お弁当が砂まみれになったことがありました。
それも含めていい思い出です。
場所取りにまつわるエピソード
運動会を見にくる保護者の方が、場所取りをするのに奔走したエピソードです。
運動会といえば、父の場所取りを思い出します。
運動会の朝に雨が降るかどうかわからないときは、朝一番に開催するかどうかを学校まで確認しにいってくれました。
開催と決まれば、父がシートを持って席取りに行きます。
その後は、保護者の競技に出場して帰るのが毎年の恒例です。
ある年は、走って勢いよく転んでしまったので、私は恥ずかしくて他人のふりをしてしまいました。
あのときは悪かったなと、少し後悔しています。
地域ぐるみの運動会にまつわるエピソード
児童数が少ない学校では、地域の大人も出場して、運動会が開催されることがあるようです。
大人ならではの運動会エピソードが届いています。
小学校の運動会は、保護者や地域の大人も参加する一大イベントでした。
なぜか、生徒よりも大人が盛り上がります。
印象に残ったのは、地下足袋でリレーに参加した人がいたことです。
その年の話題になり、そのお父さんは一躍ヒーローになりました。
懐かしいです。
子どもの応援・撮影にまつわるエピソード
子どもの応援と撮影に来ていた保護者の方のエピソードを紹介します。
運動会では大人も大忙しなようです。
昔、中学生2人と小学生2人の子育てをしていました。
ある年、たまたま中学校と小学校の運動会の開催日が重なります。
妻は小学校、私は中学校の運動会に行くことになりました。
出発前に娘から「絶対に見に来てね!」とお願いされたので、その日の私は大忙しです。
プログラム片手に携帯電話で妻と連絡を取りながら、中学校と小学校を猛ダッシュで往復します。
自分自身が運動会に参加しているようで、その日はクタクタになりました。
娘から「ありがとう!」と言われたこと、さらには子どもたち4人が頑張っている姿が見られたことは、いまでも良き思い出として残っています。
小学校の運動会を見に行きました。
子どもたちが競技している外側では、保護者がカメラポジションの争奪戦を繰り広げています。
我が子の勇姿をカメラに収めようと、高そうな一眼レフに巨大な望遠レンズを装着していました。
放送部にまつわるエピソード
運動会を声で盛り上げてくれる放送部にまつわるエピソードも集まりました。
中学校の放送部に入っていた私にとっては、運動会が一番の活躍場所でした。
自分たちで原稿を書き、選曲し、放送して、なんだか運動会を運営している気分になり、誇らしく思っていたのを覚えています。
今思えば、恥ずかしいくらい下手なアナウンスや実況だったと思いますが、楽しかった記憶しか思い浮かびません。
部活動としては充実したものだったのではないでしょうか。
さいごに
運動会といえば思いつくもののランキングとエピソードを紹介してきました。
- 1位:お弁当(20票)
- 2位:リレー(12票)
- 3位:組体操(9票)
私が、運動会といえば思いついたのは「当日までの練習」です。
夏休みが明けると、運動会の行進やダンスの練習が続くのを思い出しました。
といえばでは、運動会といえば思いつくものをまだまだ募集しています。
思いついたものがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
あなたの「といえば」を教えてください