桜と聞いて思い浮かべるものは、みんな違うのかな?
春になると鮮やかに咲き、暖かい季節の訪れを教えてくれる桜は、一般的にはどのようなイメージを持たれているのでしょうか。
といえばでは、「桜といえば」というテーマで100人にアンケートを実施しました。
このページでは、アンケートの結果とエピソードを紹介します。
桜で一般的に連想するものを知りたい場合は、参考にしてみてください。
桜といえばのアンケート結果のランキング
桜といえばのアンケートで多く届いた意見を集計してランキングにした結果を紹介します。
- 1位:お花見(28票)
- 2位:入学式(7票)
- 2位:桜餅(7票)
- 3位:思い出(4票)
- 3位:日本(4票)
- 3位:桜の名所(4票)
- 4位:桜並木(3票)
- 4位:学校(3票)
- 5位:春(2票)
- 5位:歌(2票)
- 5位:夜桜(2票)
- 5位:ケツメイシの『さくら』(2票)
- その他個別の回答(32票)
桜といえばのアンケートで最も多かった意見は、28票の「お花見」です。
日本独自の文化であるお花見は、多くの人が思いつくトピックのようですね。
2位になったのは、7票獲得した「入学式」と「桜餅」です。
続いて、3位に4票の「思い出」「日本」「桜の名所」がランクインしました。
桜にちなんだ家族や同僚とのエピソードが多く寄せられていますよ。
桜といえばのアンケートに届いた少数派の意見
桜といえばのアンケートに届いた少数派の意見も一気に紹介します。
- 神田川
- 桜茶
- 浅草
- 隣の家の桜
- 合格発表
- FUNKY MONKEY BABYS
- 花びら
- 和菓子
- 桜台
- 青春
- 出会いと別れ
- 祖母の葬儀
- 別れた奥さん
- ピンクの絨毯
- 京都
- おまじない
- セレッソ大阪
- 白石の雪と桜
- 桜の通り抜け
- 桜あんぱん
- 上越市高田
- 家族写真
- 桜祭り
- さくら味のスイーツ
- 桜の実
- 花
- 桜前線
- 母
- 目黒川
- 競馬場
かなり意見が分かれる結果となりました。
桜といえばアンケートの概要
桜といえばのアンケートの概要を紹介します。
- 回答期間:2022/12/07〜2022/12/14
- 調査方法:クラウドソーシングサイトで回答を募集
- 調査対象の人数:100人
- 調査対象の性別:男性42人・女性58人
- 調査対象の年代:10代(0人)・20代(10人)・30代(39人)・40代(28人)・50代(18人)・60代(5人)・70代以上(0人)
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お花見にまつわるエピソード
ここからは、アンケートの回答者から寄せられたエピソードを紹介します。
まずは投票で1位だった、お花見にまつわるエピソードです。
お花見(50代女性)
桜といえば、やはり家族や友人とお花見に行ったことを思い出します。
いろいろな種類の桜や川沿いの桜並木の景色が特に印象的でした。
よく晴れた天気のいい日だったのできれいで、気分も上がりました。
日本ならではの春の風物詩だと思います。
桜といえばお花見(30代女性)
桜と聞いて思い出すのはやはりお花見です。
特に高校生の頃、部活で休日に学校に来ていたとき、普段は入れないような場所でしたお花見は印象深く心に残っています。
桜がすぐ近くにあって、風で散る花びらの美しさを感じられたきれいな思い出です。
お花見(20代男性)
定番かもしれませんが、桜と言えばお花見を連想します。
両親はあまり花見をするタイプでは無かったのですが、小学生に入学記念としてお花見を一度だけしました。
家族だけで行った小規模なものでしたが、満開の桜を見ながらお弁当とお菓子を食べ、ジュースを飲んだときの光景は今でも目に焼き付いています。
そこは桜の名所で、散歩でよく行っていた場所でしたが、腰を下ろして見上げた桜は新鮮にきれいでした。
お花見でのトラブル(30代女性)
桜といえば、お花見でのトラブルを思い出します。
昔付き合っていた彼が急に花見へ行くぞと言い出し、ついて行った先が朝の時点で駐車場が満車でした。
ずっと周辺をさまよい、結局的に落ち着いてお花見できるまでにかかった時間は半日以上です。
昼ごはんもみんな売り切れでした。
この経験から、行き当たりで花見は行かないと心に決めました。
花よりビール(40代女性)
地元の北海道では静内の桜が有名です。
私が北海道に住んでいた頃は、毎年友達と静内の桜を観にいっていました。
もちろん桜を見ることが目的なのですが、必ずビールを片手に歩きながら花見をします。
気がついたら桜を見ることなく3本目というのが毎年恒例でした。
入学式にまつわるエピソード
入学式にまつわるエピソードも多く寄せられました。
入学式でみた桜が強く印象に残っているようです。
入学式(30代女性)
入学式の写真にはたいてい桜が写っています。
少し前に9月入学が検討されたときには、入学式に桜がなくなってしまうのかと寂しい思いをしました。
しかしその話もなくなり、当分は「4月=入学式シーズン」になりそうで、まだまだ入学式の桜が楽しめそうです。
桜といえば入学式(30代女性)
桜といえば、小学校入学するときのことを思い出します。
ピカピカの赤いランドセルを背負って、桜並木の通学路を通り、自分が少し大人に近づいたような感覚でした。
ワクワク・ドキドキしつつ、近所の子達と学校に向かったあの頃は、なんでも楽しかったような気がします。
入学式(50代女性)
桜と聞いて思い出すのは、長女の小学校の入学式です。
ある年、人見知りで不安な顔をした長女と小学校の入学式に行きました。
子どもも不安だったと思いますが、親の私も緊張していたのを思い出します。
手をギュッとつないで歩いていたら、ひらひらと花びらが落ちてきたんです。
見上げると小学校の桜が満開で、思わず2人で花びらを追いかけてしまいました。
お陰で2人とも笑顔で小学校の門をくぐれたのはいい思い出です。
その娘は去年、結婚しました。
懐かしいですね。
桜といえば入学式(40代女性)
今年の春に子どもが小学校に入学しました。
初めてランドセルを買ったので、幼稚園時代の友達と桜の下でプロに写真撮影をお願いしたのです。
今年の桜はとてもきれいで、子ども達も嬉しそうにしていて、成長した姿に感動しました。
桜の下で撮った写真は華があって素敵な写真でした。
入学式(30代男性)
桜といえば、真っ先に入学式を思い浮かびました。
桜の花が満開になって、散り終わる時期が4月の上旬に当たるので、小中学校・高等学校の入学式と重なります。
自身の少年期を振り返ると、ピンク色で包まれた式典だったなと感じました。
食べ物にまつわるエピソード
食べ物にまつわるエピソードも多く寄せられました。
和菓子や桜餅、桜茶、桜の実などの食べ物を思い浮かべるようですね!
和菓子(40代女性)
私は桜の塩漬けが入った桜風味の和菓子が好きです。
季節限定で桜餅やどら焼き、まんじゅうなど桜風味のお菓子が店頭に並ぶと、心が弾みます。
桜風味のお菓子を食べると風情があり、春の訪れを味覚で感じられるところもいいのでしょうね。
桜あんぱん(50代女性)
私は幼い頃からずっと、あんぱんが大好きです。
基本的に普通のこし・粒餡の両方が好きで、最近では週に2度は食べています。
春の時期になると季節限定味として登場しがちな桜あんぱんも、通年販売になればいいなあと思うほどに大好きです。
桜あんの、甘さの中にあるほのかな酸っぱさがとっても魅力に感じています。
そしてほんのりピンクだったりするのも、乙女心くすぐられますね。
桜といえば桜餅です(20代男性)
桜といえば、花をイメージしがちですが、個人的には桜餅が浮かびます。
きれいな和菓子が好きで、実物よりもイメージが先行しますね。
桜の元で食べればより美味しく感じますし、縁起物でもあるので、定期的に食べたいものです。
桜茶(30代女性)
桜といえば桜茶です。
桜の花びらを塩漬けにしたものにお湯を注いで楽しむ飲み物で、大人になって旅行先で出されました。
ほんのりとピンクに色づいたお湯の中でゆらめく、柔らかな桜の花びらがあまりにも可憐で、何とも言い難い気持ちになったのを覚えています。
初めての桜茶は非常にいい香りで、いい経験になりました。
桜の実は苦い(20代男性)
子どもの頃の話です。
桜の花が終わってしばらくした時期に近所の公園にある桜の木を見ると、熟したような黒っぽい実がなっていて美味しそうでした。
さくらんぼが桜の実という話をどこかで聞いていた私は「これもさくらんぼだから美味しいに違いない」と食べてみました。
しかし実際に食べてみると、苦くて渋みがあり、まったく美味しくありません。
食用の甘くて美味しいさくらんぼがなるのは、セイヨウミザクラという種類で、観賞用の桜とは別ものだと後になって知りました。
桜の歌や曲にまつわるエピソード
桜の歌や曲にまつわるエピソードも寄せられています。
歌(30代女性)
学生時代『さくら』という曲名が流行った世代です。
ケツメイシや森山直太朗、河口恭吾などの曲が立て続けに流行りました。
友だち同士でカラオケに行って歌ったり、卒業式でも歌ったりするため、たくさん練習した思い出があります。
FUNKY MONKEY BABYS(20代女性)
学生時代にFUNKY MONKEY BABYSが流行っていて、中でも『桜』という曲が大好きでよく聴いていました。
普段はあまり聴きませんが、毎年桜が咲く時期になると曲を再生してしまいます。
改めて聴くと学生時代の懐かしい記憶を思い出しますね。
ケツメイシの『さくら』(30代女性)
2005年に発売された、音楽グループのケツメイシが作った『さくら』という曲が思い浮かびました。
学生時代に聞いていた曲なのですが、ミュージックビデオが美しくも切ない物語だったことをよく覚えています。
幼いながらに切なさを知った、思い出の桜ソングです。
桜の名所にまつわるエピソード
桜の名所にまつわる意見も多く寄せられています。
近所の桜の名所を連想しているようですね!
辛い上り坂の上に広がる華やかなスポット(40代男性)
自宅から30分程歩いた山の上に、桜の名所としてかなり有名なスポットがあります。
途中の上り坂がかなりきつく体力がいるのですが、坂の上にいきなり現れる華やかな世界はそれまでの辛さを忘れさせてくれるほどです。
シーズンになるとカメラとビール缶を持って1人で出掛け、静かに満喫しています。
桜の名所(40代男性)
毎年桜のシーズンになると、近所にある桜のきれいなところをまわって、写真を撮りSNSにアップすることが恒例になっています。
休日だと少し遠くの桜の名所に行って、写真を撮ることが毎年の楽しみです。
目黒川(30代女性)
目黒川のお花見シーズンは昼も夜も賑わっていて楽しいですね。
道を行く人たちがみんなシャンパングラスにいちごが入った飲み物を持って桜を見ながら歩いています。
夜はライトアップされた桜が非常にきれいです。
出店しているお店もお洒落でおいしいものばかりですね。
イメージにまつわるエピソード
桜のイメージにまつわるエピソードいくつか寄せられました!
スタートや出会い・別れなどを連想するようです。
新しいスタート(40代男性)
学校の卒業式があり「皆それぞれの新しい人生のスタートラインに立つんだな」と自分の過去と重ね合わせしみじみと思います。
また暖かくなりスポーツやさまざまなイベントが始まるシーズンでもあり、スタートの季節は桜が咲く時期だなと思いますね。
出会いと別れ(30代男性)
桜が咲くころは、学生は進学、社会人は異動で人の入れ替わりがあり、出会いと別れの季節に思います。
社会人になってから4回ほど人事異動で「群馬→栃木→群馬→東京→神奈川」と部署が変わりました。
桜はきれいに咲き散っていくものですが、裏では人との出会い別れがあると思います。
日本人のこころのふるさと(50代男性)
古今集のころから、日本人は桜を見て、自分の感情をいろいろな技法を交えて表現してきました。
桜を見ることは、日本人のこころの琴線に触れる何かがあるのでしょう。
私は北国に住んでいるので、春の桜を見ると、今年もまた厳しい冬を乗りこえたという達成感で気分が高揚します。
その他のエピソードをまとめて紹介
その他の桜にまつわるエピソードを紹介します。
自宅でお花見(40代男性)
花見に行けない時期が続いた頃、何か花見っぽいことしたいなと思い動画で夜桜の様子を眺めることにしました。
テレビ画面に繋げて夜桜の動画を視聴しながらお酒を飲んでみると、まあまあ気分も上がります。
いなり寿司をつまみにするとさらにいいです。
恋がかなう(30代女性)
7歳の娘が学校から帰ってきたら、「桜の花びらをキャッチすると願い事が叶うんだって」と目をキラキラさせて話してきました。
私も小学生の頃、近所のお姉さんに教えてもらったなと懐かしい気持ちになったのを覚えています。
私は恋がかなうものと思っていましたが、娘の育つ地域では、願いごと全般に効果があると言われているようです。
お姉さんの話を聞いて、初恋がまだの小学生の私は、恋に憧れることもありました。
セレッソ大阪(50代男性)
セレッソはスペイン語で桜を意味します。
Jリーグのチームであるセレッソ大阪では、森島寛晃や西澤明訓、大久保嘉人、乾貴士、香川真司、清武弘嗣、などの選手が日本代表として活躍してきました。
2022年のカタールW杯では本当にあと一歩のところで、目標のベスト8には届きませんでしたが、またセレッソ大阪から日本を代表する選手が出て来るのを楽しみにしています。
まだ見ぬベスト8の壁の向こう側を眺められる日が来るといいですね。
母のこと(40代女性)
淡いピンクの美しい桜が咲くタイミングは、大好きです。
しかし、桜が咲く時期に母が他界しました。
病院から出て桜を見たいと強かった母が泣きながら話していた姿をどうしても思い出してしまい、今は桜を見ると悲しい気持ちになりますね。
ピンクの絨毯(30代女性)
桜といえば咲き誇っている姿も美しいのですが、はらはらと散る様子も素敵です。
そして、花びらが散ったあとの地面にできるピンクの絨毯が子どもの頃から大好きでした。
自然界ならではの柔らかいピンク色は、今でも毎年楽しみにしています。
桜が見られなかった春(20代男性)
社会人3年目になる春、それまで勤務していた山形から東京への急な異動事例を受けました。
引っ越しは年度末ギリギリ、まだ寒さの残る山形を出発すると、途中の栃木県付近では桜を見られましたが、到着した初めての東京ではもう桜は散っていたのです。
恋人やペット、車など以前の生活は全て置いてきた中で、桜の散った春のスタートでした。
競馬場の桜(40代男性)
桜といえば競馬場です。
桜と競馬場が結びつかない人が多いかなと思います。
しかし、中央競馬の競馬場の桜はどこも本当にきれいです。
騙されたと思って一度試してみてください。
お花見に最適な環境で楽しめます。
さいごに
改めて、桜といえばのランキングを振り返ります。
- 1位:お花見(28票)
- 2位:入学式(7票)
- 2位:桜餅(7票)
- 3位:思い出(4票)
- 3位:日本(4票)
- 3位:桜の名所(4票)
やはり日本独特の文化であるお花見の印象は強いんですね!
ちなみに、私が桜といえばで思い浮かべたのは、票数の多かった「お花見」でした。
あなたの「といえば」を教えてください