食欲の秋といえば、何を思いつくでしょうか?
以前実施したアンケートによる秋といえばランキングでは、食欲の秋は2位にランクインしていました。
秋は秋でも食べ物にまつわる回答に限定した形ですね。
秋の食材は豊富ですので、どんな食べ物が思い浮かぶか気になります。
後半では、回答と一緒に募集した食欲の秋にまつわるエピソードも紹介するので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね!
食欲の秋とは
最初に、食欲の秋の意味を確認してみましょう。
食欲の秋を辞書で引いてみると、以下のように記載があります。
四季の中で、秋が、最も食欲の増進する季節であることをいう語。夏の暑さで落ちた体力も回復し、食材の収穫期でもあることから。
コトバンク-デジタル大辞泉「食欲の秋」
秋のお腹が空きやすい気候であり、美味しい食べ物がたくさんあることから、食欲の秋と言われるようになったのですね。
ちなみに、食欲の秋は英語で「autumn of appetite」と訳されます。
秋の意味を持つ「autumn」と食欲の意味を持つ「appetite」を組み合わせた言葉ですね。
ただ、食欲の秋という言葉は日本独自の気候に基づいた言葉なので、海外の人に「autumn of appetite」と言ってもニュアンスが伝わりにくい可能性があります。
海外の人と食欲の秋について話すときは、日本の気候や収穫の事情について、補足説明ができると良いですね。
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食欲の秋といえばランキング!2位は「焼き芋」1位は?
お待たせしました!
食欲の秋といえばランキングを公開します。
- 1位:サンマ(24票)
- 2位:焼き芋(10票)
- 3位:さつまいも(9票)
- 4位:栗(7票)
- 5位:マツタケ(6票)
- 6位:太る(3票)
- 6位:新米(3票)
- 6位:食べ過ぎる(3票)
- 6位:栗ご飯(3票)
- 6位:スイーツ(3票)
- 7位:梨(2票)
- 7位:炊き込みご飯(2票)
- 7位:果物狩り(2票)
- 7位:果物(2票)
- 7位:芋掘り(2票)
- 7位:ぶどう(2票)
- その他個別の回答(17票)
食欲の秋といえばランキングで1位だったのは「サンマ」でした!
回答数は全体の約4分の1を占める結果となりました。
2位は「焼き芋」でした。
自宅で焼き芋を楽しんでいる方や、石焼き芋の移動販売を楽しみにしているという声がありましたよ。
そして3位は「サツマイモ」でした。
焼き芋とサツマイモの票を合わせると19票となり、サンマに次いで多くの回答が寄せられましたよ。
アンケート概要
食欲の秋といえばのアンケート概要は以下のとおりです。
調査方法:クラウドソーシングサイトで回答を募集
調査対象の人数:100人
回答者の性別:男性50人・女性50人
回答者の年代:20代(6人)・30代(31人)・40代(42人)・50代(18人)・60代(3人)
食欲の秋といえば少数派の意見
食欲の秋といえばランキングには入らなかった、少数派の意見を一覧で紹介しますね。
- 食物連鎖
- 食事がおいしい
- 食べ放題
- 食べ歩き旅行
- 秋の味覚満載
- 幸せ
- 栗拾い
- 学生時代のグルメ旅行
- 柿
- 運動後の夜食
- 芋煮会
- 芋ご飯
- ドイツ
- グラタン
- キャンプ飯
- いもくりなんきん
- その他個人的な回答
食べ物を答えてくれた方や、自身の思い出にまつわる回答を寄せてくれた方などが居ましたよ。
秋の魚サンマにまつわるエピソード
ここからは、アンケートと一緒に寄せられたエピソードをカテゴリー別に紹介します!
最初はランキングで1位だったサンマにまつわるエピソードです。
食欲の秋といえばツヤツヤの新米と焼きたてのふっくらしたサンマを思い出します。
普段は面倒に感じてしまう大根おろしも、この時期だと特別なものに感じてウキウキしながらできてしまいます。
大根をおろしながらだんだん焼きあがってきたサンマの香りや炊き立てのお米の香りを嗅ぐと毎年秋がやってきたなと感じ、日本人でよかったなと感じる季節です。
秋といえばやっぱりサンマ、塩焼きで大根おろしを添えてポン酢をかけて食べるのが一番好きです。
ここ数年は大衆魚と言えないぐらいの値段になってきてしまいましたが、1尾80円もせずに買えていたころは一食で2尾は当たり前、調子がいいときは3尾ほど食べていました。
秋が旬な食材だからこそ、食欲の秋にはサンマの塩焼きは欠かせません。
脂ののったさんまを塩焼きにして、大根おろしをのせてその上からポン酢をかけます。
まずは一口食べ、日本酒を飲みながらもう一口と繰り返し食べるとで幸せを感じます。
サンマは塩焼きや煮物など美味しい食べ方がありますが、個人的には「ぬた」が大好きです。
生のサンマを酢味噌と薬味で和えたものです。
ここ最近サンマは不漁続きで高価になり、あまり堪能できませんが、今年は食べれたらいいなぁと思っています。
秋の果物にまつわるエピソード
続いては、果物にまつわるエピソードです!
ここ数年、秋になるとよく食べるのが梨です。
いつも農園で直売されているものを買っています。
幸運にも梨農家が県内や近県に多数あるので、時期によっていろいろな品種の梨を買うことができるんです。
幸水に始まり、豊水、秋月、新高などなど。今年は甘太(かんた)という品種を試してみたいと考えています。
一番美味しい時に収穫された直売の梨の美味しさは格別です。
店頭に並べる用で完熟する前に収穫されてしまうスーパーの梨とは一味違いますよ!
毎年楽しみにしている柿が、食欲の秋かなと感じます。
他にも色んな食欲につながる食べ物がありますが、幸せな甘さを堪能できる柿が好きでたまらないです。
子どもたちも好きなので、今年もいっぱい柿を食べたいなと思っています。
食欲の秋といえばなんといっても果物。
まだまだ夏の終わりを感じる秋のはじめごろの桃、ジューシーで甘い桃は残暑を吹き飛ばすにふさわしいでしょう。
そして、秋が深くなるにつれぶどうが出てきます。身の大きくしっかりした巨峰もいいですが、最近はシャインマスカットが人気ですよね。
秋には毎年、家の近くのぶどう園にぶどう狩りに行きます。
リーズナブルな料金で食べ放題になっていて、巨峰やシャインマスカットなどいろんな種類のぶどうをお腹いっぱい食べられます。
友人や知人に教えてあげるとみんなよろこんでくれて、毎年楽しみなイベントです。
秋の野菜の代表!サツマイモにまつわるエピソード
次は、サツマイモにまつわるエピソードです。
私が住んでいる地域の名産がサツマイモです。
江戸時代から街の人々が偉い人にサツマイモのお菓子などを献上していたことから、今でもサツマイモに関する銘菓がたくさんあります。
秋には芋掘り遠足があったり、サツマイモの新作お菓子がたくさん発売されます。
スーパーで年中見かけるサツマイモですが、秋になると糖度が増して格段に美味しくなります。
料理に使ったり、スイーツに加工したりしても良いですが、レンジでチンするだけでもとっても美味しいです。
また、人間だけではなく動物もこの時期の芋には目がないようで、ペットも含め家族全員で楽しんでいます。
秋といえば、スポーツや芸術の秋と仰る方も多くいらっしゃるでしょう。
けれども私は断然食欲の秋。
数多い秋の味覚と呼ばれる食べ物の中でも、サツマイモが何よりも好きで、実際に数年前から我が家の家庭菜園では秋はサツマイモが定番となっています。
今期は念願の鳴門金時を植えてあるので、今から収穫が本当に楽しみでしかたありません。ホクホクであま〜い出来栄えを期待しています。
いつも主人はバターで、私は塩でいただいきます。今年はたくさん植えたので、収穫時期の私の昼食は、週に3日はサツマイモになるでしょうね。
焼き芋にまつわるエピソード
サツマイモの美味しい食べ方といえば焼き芋ではないでしょうか?
続いては焼き芋にまつわるエピソードを紹介します。
食欲の秋といえば、焼き芋です。
最近はあまり見かけなくなりましたが、秋になると石焼き芋の車が近所に来ていて母とよく買いに行っていました。
ちょっと高いのであまりたくさんは買えないのですが、焼きたてのアツアツはなんともいえない美味しさでまさに幸せの瞬間でした。
食欲の秋といえば、昨年、友達から差し入れでもらった冷やし焼き芋にハマり、3日に一度のペースで食べていました。
夏はもちろん秋冬も暖かい部屋で食べる冷やし焼き芋はサイコーです。
とうとう今年は家庭菜園で大量にサツマイモを栽培し、思う存分食べています!全然飽きません。
秋になると近所の通りに焼き芋の移動販売が来ます。
ただ、私の家は通りの最も奥にあるため、いつも出遅れて悔しい思いをしていました。
数年前「今度こそ絶対買ってやる!」と注意を払っていたところ「石焼き芋~」の声が。
瞬間財布をつかみすごい勢いでスタートダッシュ!ゆっくり走り去ろうとするトラックに大声で叫んで、やっと焼き芋が買えました。
年齢的に息が上がってしまいましたが、達成感がハンパなかったです。
マツタケにまつわるエピソード
続いては、マツタケにまつわるエピソードです。
毎年秋になると松茸が食べたくなります。
百貨店やスーパーで買って調理するのも良いですが、やはり和食レストランでプロが料理してくれたものを食べたいです。
横浜にお気に入りのレストランがあり、たびたび訪れています。
秋は涼しくなって食べ物がおいしく感じる季節です。
色々と食べたいのですが一番食べたくなるのはマツタケですね。
子どものころは美味しさが分からなかったのですが、年齢を経た今はマツタケがとてもおいしいと感じます。
特にマツタケご飯が最高で、今年も食べたいですね。毎年お金を貯めて頑張って買っています。
栗にまつわるエピソード
続いては栗にまつわるエピソードです。
秋になると祖母が栗を剥いていたのを思い出します。
うちは田舎なので近所などから栗のおすそわけがあり、その栗の皮を剥くのが祖母の仕事みたいな感じでした。
剥いた栗は栗ご飯などにして食べていましたが、食べきれないものは冷凍庫へ。
秋から冬は冷凍庫を開ける度に栗があったのを覚えています。
祖母はもう亡くなりましたが、いつも大変な栗剥きをしてくれていたことに感謝です。
食欲の秋で思い出すのは、母が作ってくれた「栗ご飯」。
買ってきた栗を一つ一つ丁寧に皮を剥き、お釜のご飯に入れて出汁と酒と醤油を入れ……。
その工程を見るのも楽しみでした。
炊き上がったら黒ゴマを振りかけ、お吸い物と一緒に美味しくいただく。
食欲の秋といえば、その光景が浮かびます。
食欲の秋のイメージにまつわるエピソード
食欲の秋へのイメージを回答してくれた方のエピソードです。
日増しに涼しくなる9月や10月は食欲が増して、おいしく食事が楽しめます。
それは良いのですが、あまりの食欲に体重がどんどん増えて太ってしまうのが残念ですね……!
知り合いから「ちょっとポッチャリしましたね」と言われたこともあります。
食欲の秋といえばおいしいものを食べたくなる時期で、食べ歩きが好きな私には待ち遠しい時期です。
また、秋といえば気温が下がってくるため熱いものも食べたくなり、キムチ鍋など辛くて体が温まるものが恋しくなります。
スイーツにまつわるエピソード
スイーツを連想すると答えてくれた人のエピソードです。
毎年秋になるとモンブランが食べたくなります。
ケーキ屋さん各社のモンブランを少しずつ買って食べます。
特にレニエのモンブランが大好きです。
中に入った生クリームと土台のクッキーが味わい深く美味しいのでどれだけでも食べられます。
食欲の秋と言えば、真っ先にスイーツが思い浮かびます。
やはり、栗や芋などのホクホク感と甘味をふんだんに活用したスイーツの魅力は垂涎に値していると思うため、コンビニやスーパーで見かけた日には手を伸ばさずにはいられません。
その他のエピソードをまとめて紹介
その他の回答にまつわるエピソードをまとめて紹介します!
秋といえば、我が家では炊き込みご飯です。
家族全員きのこが大好きなので、きのこをたっぷりと入れた炊き込みご飯を作ります。
まいたけ、しめじ、しいたけなどを入れた炊き込みご飯は、きのこの旨味たっぷりで格別です。
秋が近づくと家の近くの田んぼがだんだんと緑色からまさしく黄金色に変わっていきます。
稲穂が垂れ下がっていく姿を見ると「早く新米が食べたいなぁ」と思ってしまいます。
炊きたての新米はおかずなしでもパクパク食べられて、まさしく食欲の秋だなと実感します。
秋の美味しい食材を味わうために、泊まりがけで各地の名店に訪れます。
秋の大型連休前から名店を調べ尽くし、旅行の日程を組むことが醍醐味です。
毎年同じ店に行くので、顔馴染みとなった店主もおり、人の輪が広がっています。
大学時代に友人と行った鳥取県への秋のグルメ旅行は、今でも大切な思い出です。
味覚狩りに、新鮮なカニ料理、道の駅での買い食い、たくさん笑ってたくさん食べて、お腹も心も大いに満たされた旅行でした。
卒業してみんな別々の道に進んで以来、なかなか集まることができていないですが、いつかまた皆でグルメ旅行に出かけたいです。
秋は食欲が増します。私が母の作るレシピで好きなのが栗原はるみレシピのグラタンです。
餅が入りで、他にはキノコ、明太子、山芋などが入っています。
コシのある食感とホワイトソースの濃厚さがベストマッチで、秋が来るのが楽しみになるレシピです。
さいごに
食欲の秋といえば思いつくものランキングと、関連するエピソードを紹介しました。
美味しいものに関するエピソードが多く、読んでいるだけでお腹が空いてきますね。
ちなみに、私が思いついた食欲の秋といえばは、スイートポテトでした!
スイートポテトは少数派だったようです。
あなたの「といえば」を教えてください